エンディングノートで自分史を作ってみよう

 これまでの人生、たとえ平凡に見えても、あるいはテレビで見るような波瀾万丈なものであっても、一人一人の人生はかけがえがなく、いろいろな出来事に彩られて形作られたものです。

 

 是非一度ご自身の人生を振り返って下さい。

 また、これからの人生にも思いを馳せてみて下さい。

 きっとこれからの生き方に大きな力となることでしょう。

 

自分史づくりの心構え

 時々聞かれます。大河ドラマでなくとも、壮大な自分の人生。小説家でもないのに、どうやって書き上げるんですか?

 簡単な方法があります。アルバムを年代順に並べること。それだけで自分史は出来上がりです。写真でみる自分史です。

 また、これまでに自分が作った作品の写真や自分が出た新聞記事をその都度スクラップして整理していらっしゃる方がいました。これもとてもその人らしい自分史作りだと感心しました。

 方法は自由。あくまで今は人生の通過点。自分史作りも、いきなり完成を目指すのではなく、これから少しずつ積み重ねてみようというくらいの気持ちで丁度よいと思います。

 

自分史づくりのコツ

 年表形式で作ることをお勧めします。昭和某年に生まれた。学校は昭和何年に卒業した。結婚は何年で何歳の時…など、客観的事実を中心にまとめていくのです。その当時の気持ちや関連する出来事まで書かなくてもかまいません。(もちろん思い出せたらそういったことを書いてもいいでしょう。)

 意外とこれだけでも達成感があります。頭の体操にもなります。

 大きなことから順番に、思い出せないことや思い出したくないことはあえて省いていても大丈夫です。自分に都合のよい自分史でいいのです。

 そこから徐々に細かいことや思い出したことなどを時々書き込んでみたらよいでしょう。

 

 もう一つのポイントは、1.自分のこと、2.家族のこと、3.世の中のこと、の3つに分けて書いてみることです。家族や世の中に起こったことを書いてみると、それを手がかりに、その頃に自分がしていたことや考えていたことなども思い出せたりするものです。

 

エンディングノート「年輪手帳」の活用

 終活サポートふくおかの「年輪手帳」は、上記のポイントを押さえて自分史づくりをしやすく作っています。

 是非活用してみてください。


自分史・思い出の聞き取りいたします

  誰にも話していない自分の体験を形にしてみませんか。自力では書きにくい人生の出来事、相手がいるわけではないが話しておきたいこと、終活サポートふくおかが、聞き取り、文章に残すお手伝いをいたします。

 

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